幼稚園見学隊がゆく
のびのび遊ぶ「うのもり」の子どもたち
のびのび遊ぶ「うのもり」の子どもたち

大きな百貨店、ファッションビルの建ち並ぶ町田駅。都会の喧噪に驚きながら道案内通り、駅を背に歩き始めると、程なく閑静な住宅街が広がる。なだらかな坂を登ると、そこが「鵜野森」。とても静かで緑豊かなこの丘に、うのもり幼稚園はある。

まず目をひくのは、ツリーハウス。桜の木を囲んで、木を傷めず、なおかつ安全にしっかりと作られている。自然に馴染む温かい作りにしばし感動。

「これは、園児のお父さんたちの手作りなんですよ」園長先生の言葉に驚き、更にツリーハウスを見上げる。とても日曜大工レベルの作りではない。設計から、材料調達、施工まで、お父さんたちの協力で作られたというツリーハウスは、それだけで、アットホームなうのもり幼稚園の園風を物語る。

お昼時にお邪魔したため、残念ながら子どもたちは週に一回の給食を食べている真っ最中。いつの時代も「木のおうち」は子どもたちの憧れだった。きっと自由遊びの時間には、愛情いっぱいのこのツリーハウスで、元気よく楽しく遊んでいるに違いない。

のびのび遊ぶ「うのもり」の子どもたち

「小さい幼稚園ですから、何事も顔を合わせて。子どもたち、保護者の方々とのコミュニケーションを大切にしています」そうおっしゃる園長先生。そうした直接の関わりを最優先しながらも、親子のためのよりよい環境作りのため、新しい便利なシステムも積極的に取り入れている。
日々充実しているホームページ、幼稚園としては先んじて、携帯電話を使った緊急連絡網の導入など、保護者の負担を減らし、共に子どもの成長を楽しむため、良いことはどんどん取り入れるという園の姿勢も魅力である。

子どもたちが給食を平らげ、部屋からちらほら出てきた。どの子も笑顔で園長先生に話しかけ、元気に挨拶しながら通り過ぎる。役員会のため、お母様方も幼稚園に集まって来られたが、朗らかな笑顔で会釈してくださる。

うのもり幼稚園は、木のぬくもりを感じる園舎、保護者手作りのツリーハウス、そして先生、子どもたち、保護者が醸し出すアットホームで温かな雰囲気の中、"のびのびと遊ぶ「うのもり」の子どもたち"を教育目標に、自然と親しみながらたくさんの友達と遊び、生きる力を育てる保育を実践している。

学校法人相模原学園 うものり幼稚園

>> 埼玉県さいたま市 「厚徳幼稚園編」 はこちら



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