子育てママに衣育講座実践編

2013年01月22日

1 食育ってな~に?

衣育コンテンツ写真:1人じゃ着替えが出来ない娘さん

来年のお泊り保育が心配!

「衣育」講座を読み、初めて「衣育」という言葉を知りました。 「衣育」も「食育」と同じように、子どもに教えていかなければいけないことだとわかり、とても参考になりました。うちには3歳の娘(幼稚園の年小)と2歳の息子がいるのですが、上の子が甘えん坊で困っています。
下の子に手がかかるので、私が上の子に「お姉ちゃん、自分でできるでしょ」と言うのが面白くないのです。
「衣育」講座の中に「幼稚園に制服があることでいつの間にか着替えの習慣が身につく」というようなことが書いてありましたが、お姉ちゃんは毎朝、幼稚園の制服に着替えるのも、帰ってからの着替えもなかなか自分でできなくて、私が手を貸してしまいます。

「来年のお泊り保育までに、制服から普段着、パジャマに自分で着替えができるようにしておいてください」というお話がありました。お友だちのママに聞いたところ、「うちは入園したころから自分で着替えさせている」と言われてあせっています。ひとりで着替えられるようにするのに何かよい方法はないでしょうか?

子どもがひとりで着替えられるようになるのって何歳ごろなのでしょうか?

「着替え」は、2歳ごろになると「自分でお着替えしたい」という気持ちがめばえ、3歳でほぼできるようになり、4歳には洋服のたたみまでできるようになる、というのが一般的なようです。
もちろん子どもの成長には個人差がありますから、みんながみんな同じようにできるかというとそうではありません。大人には当たり前のようにできる衣服の着脱、 洋服には前後ろ、裏表、左右があり、また、下着、Tシャツ、シャツ、パンツ、スカートなどのアイテムがたくさんあるので、どれをどの順に着ればいいのか複雑で、実は子どもにとってはかなり難しいことなのです。
そう、子どもの着替えには時間がかかるのが当たり前なのです。

とはいえ、朝の限られた時間の中では、ひとりで着替えるのを待っていられなくて、ついつい手を出してしまいますよね。少し早めに起きて食事を済ませるなど工夫をして、お子さんが着替える時間を少し多めに取るといいでしょう。

かわいい!」って大事、でも「かんたん!」も大事

衣育コンテンツ写真:パジャマ

提案いただいたこと参考にして、娘が着替えができるようにするにはどうしたらいいかな?と考えてみました。うちではやはりお風呂に入ったあとが一番ゆとりがある時間なので、まずはパジャマに着替えるところからやってみようかなと思いました。幼稚園ねと推薦商品のお着替えをサポートしてくれる、「アンパンマンパジャマ」を知“これだ”と思いさっそく購入してみました。

アンパンマンは娘が欠かさず見ている大好きなアニメなのでパジャマを見て、本人も大喜びでした。
「アンパンマンさんパジャマ買ったし、今日からお1人でお着替えできるよう頑張ろうね~。」 娘も大きな声で「うん!」っと返事をしてくれました。

娘が着替えができるようにするにはどうしたらいいかな?と考えてみました。
うちではやはりお風呂に入ったあとが一番ゆとりがある時間なので、まずはパジャマに着替えるところからやってみようかなと思いました。

衣育コンテンツ写真:実践01

我が家ではパパがいる時はお風呂は娘と息子とパパの3人で一緒に入ります。
普段は私一人が子供2人をお風呂に入れて着替えさせてのてんやわんやなので、パパがいる時にからでも習慣付けをしていこうかと思いました。

バスタオルを用意して待っていて、子どもたちがお風呂から出ると、私は下の子の体を拭いてパジャマを着せてあげます。身体の拭き終わった娘は、さっそくアンパンマンパジャマを手にしました。
「一人でお着替えするの?スゴーイ(拍手)」と誉めてあげました。 娘は大喜びで『アンパンマンマーチ』を歌い始めると、弟も一緒に歌い出し、大盛り上がり。
ボタンを留めるのがちょっと苦手でまだ完璧とは言えないけれど、盛り上げ上手なパパが「おっ、上手に着られるようになったなぁ」と絶妙なタイミングでほめてくれたので、その日は娘は上機嫌でお着替えしてくれました。

衣育コンテンツ写真:実践02

それからも、余裕のない朝の時間ではなく、娘が幼稚園から帰ってきて制服から普段着に着替える時など余裕のある時にお着替えの練習をする事にしました。

幼稚園ねっと推薦商品の「アンパンマンパジャマ」はボタンがアンパンマンの顔になっていたり、きちんとた畳むと柄が出来上がったりと子供が楽しみながらお着替えが出来るようになる、工夫が盛り沢山なのでパズルや積み木で遊ぶような感覚で、娘も楽しんで自主的にお着替えをしてくれる回数が自然と増えていきました。

衣育コンテンツ写真:お着替えが出来て喜ぶ娘さん

どーしても機嫌の良くない日などは、すぐ甘えん坊に戻ってしまい「ママお着替えさせて~」が始まってしまって事もありましたが、そ~いった回数を少しでも減らしていけるように、ごっこ遊びが大好きな娘に「ママとお着替えごっこしよう」と声をかけて一緒に着替えをして見せたり。パパがいる時は「パパ今から一人でお着替えするぞ~」っと声をかけてもらったりと、パパにも色々協力してもらいました。

好きな歌や音楽に合わせてお着替えさせるのも効果がありました。
タブレットPCで幼稚園ねっとで紹介されている「パジャマジャ体操」を流し一緒にお着替えさせたりをしました。

楽しみながらでないと、子供に新しい習慣を付けさせる事は本当に難しい事だなと今更ながら再確認しました。

衣育コンテンツ写真:息子さん

さて先日、メール文と写真の掲載許可をいただこうとマーさんにご連絡したところ、その後の様子をうかがうかがう事がことができましたのでご報告いたします。

それから暫く、お着替えの練習を続け今ではしっかり1人でお着替えが出来るようになり、今ではパジャマだけでなく普段着でもお気に入りのキャラクターの洋服で楽しくお着替えができるようになりました」とのことです。

弟くんにも「お姉ちゃんと同じアンパンマンのパジャマ~」とねだられて、男の子用のアンパンマンパジャマを買ってあげたのだそうです。
「まだ早いかなと思ったけれど、来年は幼稚園に入園なので、少しでも着替えに興味を持った時がいいチャンスだと思ってやらせています。

衣育コンテンツ写真:息子さん

娘も、パジャマだけでなく普段着でも本人が気に入っているキャラクターの洋服で楽しくお着替えができるようになりました」とのこと。

そうですね!マミさんのおっしゃるように、お子さんが興味を持ったタイミングの見極めは重要なポイントですね。「うちの子、着替えができなくて・・・」とお悩みのお母さまはご参考あれ!「あせらず、ゆっくり、楽しんで!」というお母さまの気持ちの余裕とちょっとした工夫こそが、「着ることを育む」上で最も大切だということ、おわかりいただけましたでしょうか

*今回の<子育てママの「衣育」講座 後編:実践編>への掲載にご快諾くださったマーさんのご家族には深く感謝いたします。

*本文に掲載のパジャマは、2012年9月発売の商品です。

子育て支援

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